「制限付きアクセス」になり、インターネットに接続できません

無線LAN親機（Wi-Fiルーター）に接続している無線端末で、「制限付きアクセス」と表示され
インターネットに接続できない場合、いくつかの原因が考えられます。

下記項目を順番にお試し頂き、改善されるかご確認ください。

１．パソコンの省電力モードをOFFを変更する
２．接続している機器のIPアドレスを固定する
３．電波環境を改善する
４．無線子機のドライバーをアップデートする



パソコンの省電力設定を確認し、省電力モードの場合は設定をOFFにします。
手順は下記をご確認ください。

1. コントロールパネルを表示します。
   
   Windows 10 の場合は、画面左下のWindowsマークの上で右クリックし[電源オプション]をクリックし、手順4へ進みます。
2. 表示方法を「カテゴリ」にし、[ハードウェアとサウンド]を選択します。
3. [電源オプション]を選択します。
4. 選択されている電源プランの[プラン設定の変更] をクリックします。
5. [詳細な電源設定の変更] をクリックします。
6. [電源オプション] ダイアログボックスで、[ワイヤレス アダプターの設定] を展開し、[省電力モード] を展開します。
7. [バッテリ駆動]および[電源に接続]の省電力モードを[最大パフォーマンス]にします。
8. [OK]ボタンを押します。

親機に接続している端末同士で、IPアドレスが重複している可能性があります。
IPアドレスを自動取得から固定に変更し、改善されるか確認します。

親機のLAN側IPアドレスが192.168.11.1の場合の設定値

IPアドレス	192.168.11.XX	XXは、65～254の値を設定
サブネットマスク	255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ	192.168.11.1	親機のLAN側IPアドレスと同じ値
DNSサーバー	192.168.11.1	親機のLAN側IPアドレスと同じ値

設定手順は下記をご確認ください。

・IPアドレスを手動で設定する方法（テキスト版）
・IPアドレスを手動で設定する方法（動画版）
・スマートフォンのIPアドレスを固定にする方法（動画版）



無線の電波状況がよくないため、接続できなくなっている可能性があります。

下記ページの内容を試し、改善がみられるか確認します。

参考FAQ：無線接続が頻繁に切れたり、通信速度が遅かったりするときの対処方法




パソコンに無線子機を取りつけて無線接続している場合、無線子機のドライバーを アップデートすることで改善する場合があります。

参考FAQ：無線LAN子機ドライバーを更新する方法

なお、パソコンの内蔵無線機能を利用している場合、ドライバーアップデート方法は パソコンメーカーにお問い合わせください。


以上